ジーニー、すららネットなど、マザーズへの上場が承認

 

東京証券取引所は、2017年11月13日、ジーニー(東京都新宿区)、すららネット(東京都千代田区)、ナレッジスイート(東京都港区)の3社の東証マザーズへの新規上場申請を承認したことを発表した。2017年12月18日にマザーズへの上場を予定している。

ジーニーは2010年4月に設立された、インターネット広告を効率的に配信するツールを提供する企業だ。代表取締役社長は工藤智昭氏で、2017年9月末時点での資本金は7億6600万円。PCやスマホ向けの広告を効率的に配信し、その結果を分析するプラットフォームや、アプリ向けのユーザーデータ管理ツールの提供、ネットを介して顧客属性に合わせた広告を配信する、マーケティングオートメーションサービスなどが主な事業だ。

 

すららネットは、2008年8月の設立。小・中・高校生向けの塾や学校に、E-ラーニングを提供している。代表取締役社長は湯野川孝彦氏で、2017年10月時点での資本金は1億3795万円。凸版印刷、マイナビなどと資本提携している。生徒の学習効率を上げるため、AIの活用や、睡眠サポートプロジェクトの立ち上げなどにも挑戦している。(関連記事:月刊事業構想2017年11月号)。

 

ナレッジスイートは、2006年10月の設立で、資本金は3億7682万円。代表取締役社長は稲葉雄一氏。顧客情報管理や営業支援、グループウエアなど、ビジネスに必要なアプリケーションをクラウド上でまとめて使用できるようにしたサービスを提供している。

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