支援対象を拡大 大阪デザイン振興プラザがリニューアル

 

大阪デザイン振興プラザ(ODP)は2017年10月にリニューアルし、入居対象の拡大や、撮影機器の貸出などを始めた。リニューアルを記念して、2018年3月31日まで、賃料の割引キャンペーンを実施している。対象となるのは、期間内に入居契約を締結した、35歳以下の創業間もないデザイナー。入居後3年間はインキュベーションオフィスの賃料を25%割引する。

ODP171005.jpg  

ODPは1996年10月に開設され、デザイン事務所の創業を支援してきた。今回のリニューアルで、これまで支援してきたグラフィック、インダストリアル、建築、ウェブのデザインに加え、プロジェクションマッピングなどのデジタルアート、ゲーム、漫画やアニメなどのコンテンツ制作、写真など、支援対象となるデザイン関係の業種を拡大する。

これらの業種の企業は、これまでも希望があれば入居が可能だったが、今後は入居者募集や連続セミナーなどの支援策で、これらの分野を強化する。また、写真家とウェブデザイナーの協業や、グラフィックデザイナーとの協業など、入居者同士のコラボレーションも支援していく。