FRONTEO、塩野義、スズケン 会話型認知症診断支援AI実用化で協業

FRONTEO、塩野義製薬、スズケンは、会話をもちいた認知症診断支援AIプログラムの社会実装を目的に協業することを、2024年5月13日に発表した。

FRONTEOはスズケン、塩野義製薬とそれぞれ個別に提携契約を締結している。その後、3社間で協議を重ねた結果、3社の強みを活かした協業スキームで合意に至った。各社の役割は、FRONTEOと塩野義製薬がプログラムの製造、薬事承認の取得と維持、保険収載、マーケティング、プロモーションを含む事業構築で、スズケンはプログラムの市場出荷後の顧客への流通を担っていく。

今回の連携の対象となった会話型認知症診断支援AIプログラムは、患者と医療従事者の5~10分程度の自然会話をAIが解析し、認知機能低下の有無などをスクリーニングするAIプログラム。FRONTEOのAIエンジンによるデータ解析から認知症の兆候を探るものだ。

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