オフィスの紙コップごみ削減へ セブンなど5社が実証を開始
セブン‐イレブン・ジャパンとサーモス(東京都港区)、パナソニック、味の素AGF、富士電機は、オフィスから出るごみの削減を目的に、コーヒー自販機におけるマイボトルの利用促進に関する実証実験を実施する。2022年9月2日に発表した。
セブンカフェ自販機と高速自動ボトル洗浄機を使い、マイボトルの利用促進によるオフィス内廃棄物の削減効果について検証していく。2022年9月中、セブン‐イレブン・ジャパンの本部ビル5階に勤務する社員、約500名を対象に実施する。
実験では、リユース可能なサーモスの保温機能付きのタンブラーを使用。店頭で稼働しているセブンカフェ自販機を富士電機が改良し、AGFがセブンカフェ向けに供給しているコーヒー豆を使用して、ホットコーヒーとアイスコーヒーを提供していく。さらに、パナソニックがマイボトル専用の高速自動ボトル洗浄機を開発。およそ 45 秒でボトル内部とフタの洗浄を行う。洗浄の手間を省くことで、マイボトル利用への心理的ハードルを下げる狙いだ。