NFT音楽サービスのOIKOS シードラウンドで1.5億円を調達

OIKOS MUSIC(東京都千代田区)は2023年9月20日、シードラウンドの第三者割当増資により、総額1.5億円の資金調達を実施したと発表した。ジェネシア・ベンチャーズとNESを引受先とする。NFTを活用したサブスク収益分配プラットフォーム「OIKOS MUSIC」の機能拡充などに資金を充て、さらなる事業拡大を目指す。

OIKOS MUSICは、アーティストの発掘・育成、楽曲制作支援、楽曲の流通、ライブの企画・運営などを担うレーベル事業と、サブスク収益分配プラットフォーム「OIKOS MUSIC」の運営を行っている。

「OIKOS MUSIC」では、楽曲原盤権のうちのサブスクリプションサービスによって生み出される収益に限定した収益分配権を小口化し、NFT化した「OIKOS」を発行。ローンチより1年で累計3900個のOIKOSを発行し、アーティストの多様なマネタイズ機会の創出や、ファンとのコミュニケーションを強化するファンダム形成に貢献している。2023年9月からOIKOSを保有する一般ユーザーへのサブスク収益の分配も開始した。

今回調達した資金をもとに、サービスの拡充、人材の確保、企業・事業連携などのアーティストバックアップ体制の強化を進めるとともに、国内外問わず活躍できるアーティストの輩出に向け、海外への音楽輸出体制の強化する方針。

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