大丸松坂屋百貨店 食のサブスク事業に参入し、冷凍グルメ宅配を開始

⼤丸松坂屋百貨店は2023年5⽉16⽇より、食通のバイヤーが厳選した冷凍グルメ宅配のサブスクリプションサービス「ラクリッチ」を開始した。大丸松坂屋百貨店が長年培ってきた「目利きバイヤーのネットワーク力」を活かすことにより実現した、いつでもデパ地下クオリティの贅沢なグルメを楽しめるサービスとなっている。 

「ラクリッチ」は、厳選した25ブランドから、使いやすい少量サイズの商品を6~10品程度でセットにし、毎月定期で冷凍配送するサービス。デパ地下のコンセプトに近い「美味しさを全面に打ち出した日常向け」の商品をラインアップし、価格の異なる3つのコースで提供する(6,500円/9,000円/12,000円 税・送料込)。利用者にはメニュー内容の全容は見せず、一部商品のみ公開し、「届いたときのお楽しみ」を演出する。 

大丸松坂屋百貨店は近年、新型コロナの感染拡大による顧客のライフスタイルの変化に対応し、時間と場所の制約を克服するビジネスモデルへの転換を急速に進めてきた。2021年3月にファッションサブスクリプションサービス「アナザーアドレス」をスタートさせ、デジタルを活用した新規事業へのトライアルを重ねてきた。そして今回、初めて食分野のサブスクリプション事業に参入した。

ラクリッチ