newmoグループ 大阪のタクシー会社・朝日自動車3社を譲受

newmo(東京都港区)は2026年8月3日、グループ会社の未来都(大阪市)を通じて、オリエンタルタクシー(神戸市)の連結子会社である朝日自動車第一・第二・第三の3社の全株式を7月31日付で譲り受けたと発表した。これにより、newmoグループの大阪府内のタクシー車両数は1227台となり、参入から約2年半で府内首位の規模に到達した。

朝日自動車グループ3社は、前身の朝日自動車の時代から大阪で75年にわたり地域の移動を支えてきた企業で、合計168台のタクシーを保有する。newmoは今回の譲受により、大阪市域交通圏での供給体制強化と持続可能な交通サービスの実現を目指す。取得価額は非開示。

newmoは「移動で地域をカラフルに」を掲げ、2024年1月の設立以降、タクシー・人材・自動運転タクシー事業を展開してきた(月刊事業構想2024年5月号参照)。大阪・神奈川・東京・沖縄で計5社をグループに迎え、車両約1400台、従業員2400人超の体制を築いている。タクシー業界には構造的な人手不足があり、コロナ禍で全国の乗務員数が約2割減少した。そんな中でもnewmoグループはネット経由のリクルート活動や採用選考の短縮などを通じて採用力を高め、2024年に大阪でタクシー事業に参入して以降の新規入社乗務員は累計1100名を超えた。

株式を譲渡したオリエンタルタクシーの金子会長は、兵庫県でタクシー保有台数1位の自社と、今回大阪府1位に到達するnewmoグループがともにモビリティベンチャーとして切磋琢磨したいとの期待を寄せた。newmoの青柳社長は、長年培われた現場の誇りと歴史を尊重しつつ、自社の事業基盤とテクノロジーを融合させ、より便利で快適な移動の未来を切り拓くとコメントしている。

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