大阪観光局 観光案内に多言語生成系AIチャットボットを日本初導入

大阪観光局は2023年9月26日、大阪公式観光情報サイトの「OSAKA-INFO」と観光アプリ「Discover Osaka」に、多言語生成系AIチャットボットを日本初導入すると発表した。急増する訪日外国人旅行者に対して多言語受入能力を高めることが狙い。

新たに導入するのは、KotoznaとJTBが連携して提供する多言語生成系AIチャットボット「Kotozna laMondo(コトツナ ラモンド)」。GPT-4を活用したAIチャットボットで20言語以上に対応する。固有データベースの学習と独自プロンプトエンジニアリング技術を組み合わせ、特定の事業者に特化した情報を回答の直前にChatGPTに教えることで、事業者に関連する正確で信頼性の高い情報を提供することを実現している。今回は大阪観光局用にカスタマイズした。 

大阪観光局は2025年の大阪・関西万博に向け、生成系AIチャットボットを活用した観光案内所やコールセンターでの多言語問い合わせの利便性向上と、観光情報の管理業務の省力化を両立することで、来阪する訪日外国人観光客へのおもてなしの向上を図る。

ニュース2_大阪観光局AI

大阪公式観光アプリ「Discover Osaka」

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