パンクチュアル 越境EC始動　高知発　世界で戦う「ひとくちパウチ」日本酒

株式会社パンクチュアル（高知県須崎市）は、2025年12月1日、日本酒を国際市場へ直接届けるBtoC型越境EC 「酒屋ジャパン（SAKAYA JAPAN）」 を正式公開した。本プラットフォームでは、全国の地酒を世界中から購入できる環境を整備する。中でも、瓶ではなく小容量パウチという日本酒の新しい流通モデルにより、軽量・安全性・輸送効率・運搬コスト低減を実現、広範な越境展開を可能にしている。「酒屋ジャパン」公開に合わせて、小容量パウチで飲み比べを楽しめる 「Omakase Trial Box（おまかせトライアルボックス）」 の提供も行う。

高知県に拠点をおくパンクチュアルは「世界と戦える地域を創る」をミッションに掲げ、ふるさと納税運営やEC事業、地域活性化を通じて、地方創生を実現する自治体支援を行っている。実際に支援を行う自治体に住み、住民の一部となって、地域の課題解決に向けたソリューションを提供している。

本プロジェクトは、地元の文本酒造株式会社(四万十町)・藤娘酒造株式会社(四万十市)をはじめ、有限会社響屋(芸西村)などの地域ネットワークとの連携で立ち上がり、「地域の力で始動し、世界へ接続する日本酒流通モデル」を目指して推進されている。ミッションを、EC運営ではなく、地域資源を世界流通のフィールドに立たせることを目的とした地方創生DXと定め、高知から全国へ、世界市場へという3段階の越境導線を設計する。酒造りは「地域の内需型産業」という構造認識を刷新し、「世界と戦える地域を創る」ための資源として最大限に活用する。今後、順次全国の酒蔵ラインナップを拡大し、世界へ「日本酒を気軽に味わう新体験」を届けていく。