ミシュランガイド 2026年よりワインの評価「ミシュラングレープ」を開始

日本ミシュランタイヤは2025年12月16日、ミシュランガイドがワインの評価「ミシュラングレープ」を2026年より新たに開始すると発表した。ワイン愛好家に信頼される指標として、ミシュラングレープ1、2、3の評価とともにワイナリー選定の新基準を提供する。初のワインセレクションは、世界のワイン生産地の中でも象徴的な2つの地域である、フランスのブルゴーニュとボルドーからスタートする。

ミシュランガイドは、125年にわたり美食とホスピタリティの卓越性を体現する飲食店・レストラン、宿泊施設を紹介してきた。レストランを評価するミシュランの星は1926年に導入し、宿泊施設を評価するミシュランキーは2024年に創設。また、2004年に「興味深いワイン」のピクトグラムを導入するなど、長年にわたり優れたワインリストを有するレストランを紹介してきたが、今回正式に5つの基準に基づくワインの評価指標を設定した。

ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネック氏は、「このたびワインの世界に新たな章を開き、皆さまにご報告ができることを大変うれしく思います。ミシュラングレープは、好奇心旺盛なワイン愛好家から熱心な専門家まで信頼いただける新たな指標であり、世界の優れたワイナリーと業界に携わる人々を称えるものです」とコメントしている。