三井不動産 定額制BCP支援サービスの新会社を設立

三井不動産は2023年3月1日、ITコンサル大手のフューチャーと合弁で、BCP(事業継続計画)支援サービスを手掛ける新会社アンドレジリエンスを設立したと発表した。災害時の行動力強化を支援する定額制デジタル訓練サービス「&Resilience」を拡充し、より多くの企業に災害対応力強化の機会を提供する。 

三井不動産は2022年3月から、BCP策定と継続的改善をデジタルツールおよびコンサルタントの伴走により支援するデジタル訓練サービス「&Resilience」を提供。災害時の被害を事前に減らすための「脆弱性診断」と、シナリオにもとづき災害を疑似体験する「見える化訓練」を提供しており、約1年で累計1000社、3000人以上が訓練に参加した。年間利用料金は30万円から。 

新会社設立にあわせて、「脆弱性診断」と「見える化訓練」によって抽出された課題と対策を効率的に管理できるデジタルシステムを構築。また、2023年秋からは、現在テレビ会議システムを使って実施している訓練を、社員一人ひとりが自身の都合に合わせて受講できるオンデマンド型Webサービスの提供を開始する方針。 

&Resilience事業は、三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C」から誕生した新規事業。

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&Resilienceサービスページ