損保ジャパン ECプラットフォーマー専用保険の提供を開始

損保保険ジャパン(損保ジャパン)は、モール型ECプラットフォーム等におけるトラブル被害を補償するECプラットフォーマー専用保険を開発したことを、2022年5月25日に発表した。ECプラットフォーマー専用保険の提供は保険業界では初めて。

この保険は、ECプラットフォーマーが保険契約者となり、消費者・事業者などのECプラットフォームの利用者を被保険者として設定する。保険金は、ECプラットフォームを通じた物品の取引に関して発生したトラブル解決のための費用、賠償責任の負担のほか、物品の損壊、身体障害、利益喪失などを補償する。これらは、ECプラットフォームの実態に合わせ、保険契約ごとにオーダーメイド方式で設計する。

ECプラットフォームの急速な拡大に伴い、デジタル環境における取引ならではのトラブルも発生しており、社会的な問題になっている。保険を通じてECプラットフォームの発展に貢献するとともに、デジタル社会の安全性や快適性を向上したい考えだ。