メルカリ スポットワークの仲介サービスを2024年に開始へ

メルカリは2024年初春にも、単発・短時間の雇用契約を仲介するスポットワーク事業へ参入する。2023年11月13日に発表した。短い空き時間を活用して働ける求人プラットフォーム「メルカリ ハロ」を立ち上げる。

メルカリは、フリマアプリを使って物の売り買いができるマーケットプレイス「メルカリ」のほか、決済サービス「メルペイ」、クレジットカード「メルカード」、メルカリ上での暗号資産取引などのサービスを提供するようになっている。新しく開始するスポットワーク事業により、時間・スキルの売買を可能にしていく。

将来的には、フリマアプリによる物品の取引、決済、与信といった既存事業と組み合わせ、働いた給与を即時に「メルペイ」で受け取り、「メルカリ」や日常の買物での決済や「メルカード」の支払いに充てることができるようにするなどのシナジーの創出を目指す。

サービス開始は2024年だが、人材を雇用する企業(パートナー)の登録はすでに開始している。パートナーは、システム利用料として賃金・交通費の3割に相当する金額をメルカリに支払う。スポットワークの労働者は、短期間の雇用契約を締結し、労働基準法に準じた保護を受けることになるという。

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