アルプス 南アルプス市で2024年度に地域交流拠点を開業
山梨を拠点に様々な施設や店舗などを運営するアルプス(山梨県中巨摩郡昭和町)は2022年7月4日、山梨県南アルプス市の南アルプスIC新産業拠点整備事業において、新たに設立したヒカレヤマナシが、2024年度開業予定の地域交流拠点の開発および運営を行うこととなったと発表した。
南アルプスIC新産業拠点整備事業は、市の玄関口となる南アルプスインターチェンジ前の約12haの敷地の再開発事業であり、アルプスは市に優先事業者に選定され、事前協議を重ねてきた。
地域交流拠点のコンセプトは、市内全域がユネスコエコパークに認定されている南アルプス市のエントランスにふさわしい、「山と暮らす街」。12haの敷地を、「地域交流エリア」「交通拠点エリア」「大型商業エリア」の3つに区分した。
「地域交流エリア」は、農産物直売所とレストランが融合したマルシェ&グローサラント、山を遊び尽くすアウトドアセンターのメイン2棟(既存建物)に加え、地域の魅力を発信する話題の店が集まるテナント棟により構成される。「交通拠点エリア」は、地域の交通ターミナルを設置するとともに、今後さらに活性化していく南アルプス観光の窓口としての役割も果たす。「大型商業エリア」には、日本有数の集客力を持つ大型商業店舗の出店が予定されており、ヒカレヤマナシの取り組みとの相乗効果により、地方における地域活性化の新たな形を模索していく。