食品流通DX推進のクロスマート シリーズBラウンドで5.3億円調達
食品流通のDXを推進するクロスマート(東京都中央区)は2023年1月4 日、BIPROGY子会社のEmellience Partners、および東京センチュリーと、既存株主のSBIインベストメント、ギフティ、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とし、総額5.3億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、飲食店と卸売業者のやりとりを一元管理するプラットフォーム「クロスオーダー」を提供している。今回の資金調達により、「クロスオーダー」の営業強化はもちろん、日本各地の卸売業者に迅速で手厚いサポートを行えるよう、サポート体制・開発体制の強化も進めていくとしている。
クロスマートは2018年設立。「クロスオーダー」では、FAXや電話が主流だった受発注業務をスマートフォン上のLINEに切り替え業務効率化を推進する「クロスオーダー受発注」を皮切りに、LINEを活用したオンライン販促機能「クロスオーダー販促」、電帳法に対応した請求書DX機能「クロスオーダー請求書」など、飲食店と卸売業者の間のアナログな業務をデジタル化すべく、さまざまな機能を展開してきた。同サービスの開始から約3年が経ち、アクティブな利用店舗数は3万5000店舗を超えている。