カラダノート 産後うつと2人目不妊治療向けの妊婦保険の提供を開始

カラダノートとジャパン少額短期保険(東京都千代田区)は、2022年1月18日から、産後うつと2人目以降の不妊治療に特化した妊婦保険「子育て支えあい保険 子育てシェアリング」の提供を開始した。保険加入者である母親を、子どもの年齢によってグルーピングすることでリスクをシェアする。

加入要件は妊娠中であること。出産した月から、保険料の支払いが始まる。保険料は変動する仕組みで、グループに保険適用者が発生しなかった月は保険料は0円。多くの保険適用者が生じた場合でも、上限額は決まっている。産後うつと診断されると50万円、不妊と診断されると30万円、出産した子供が発達障害と診断された場合は30万円が支給される。これらの保険金は、医療費に充てるだけでなく、家事支援やベビーシッター代など、家庭の事情に合わせて使い道を決められる。

カラダノートでは今後、金銭的な支援以外に、加入者同士が支えあうしくみを提供する予定だ。このサービスを通じて、母親の孤立を防ぐことを目指している。ジャパン少額短期保険はジャパンベストレスキューシステム(JBR)の子会社。カラダノートとJBRはパートナーシップを通じてサービス開発や改善に取り組むという。

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