三井住友銀行 グローバル・ブレイン等とグロースファンド設立
三井住友銀行は2023年7月11日、グローバル・ブレインおよびSMBC ベンチャーキャピタル・マネジメントと共に、300億円のグロースファンドを設立すると発表した。ユニコーン企業への成長を目指すレイターステージのスタートアップに数十億円規模の投資を行っていく。
グロースファンド名称は「SMBC-GB グロース1号投資事業有限責任組合」で、業種を問わずレイターステージのスタートアップに投資する。運用期間は7年。三井住友銀行は今回新設したグロースファンドの他、2023~25年度にグループで1350億円規模のリスクマネーをスタートアップに提供する方針。また、スタートアップとのビジネス共創や、起業・事業化支援を行う「未来 X」の取組を強化し、様々なステージにおける新規事業創出をサポートしていく。
日本では、多くのスタートアップが設立される一方、ユニコーン企業(時価総額1000億円超の未上場企業)の数は、米国や欧州に比べ、低い水準で推移している。三井住友銀行は国内で最大級のファンド運営規模を持つグローバル・ブレインと連携し、将来の日本経済成長を支える有望スタートアップ企業への出資機能を強化する。
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