エッジAIのAWL 北海道企業の協調投資で4.7億円を資金調達

北大発認定スタートアップで、エッジAIカメラソリューションを提供するAWL(東京都千代田区)は2024年5月21日、S Ventures、札幌イノベーションファンド、谷岡緑化、北洋SDGs推進2号、北海道ベンチャーキャピタルの5社による協調投資と、日本政策金融公庫などからの借入により、総額4.7億円の資金調達を実施したと発表した。これにより、同社の累計資金調達額は45億円となった。

今回の資金調達により、AWLは北海道を代表するディープテック・スタートアップとして、先端技術の研究開発や、持続的かつ革新的な成果創出と事業化を加速させ、日本だけでなく世界全体で課題となっている労働人口不足と生産性向上の解決に取り組んでいく。また、エッジAIの強みである低消費電力の利点を活かしたGXにも貢献することを目指す。

AWLは、最先端エッジAI映像解析技術でリテール業界を中心にIoT活用・導入で多くの実績を持つスタートアップ。少子高齢化・人手不足など様々な社会問題が先行して顕在化する課題先進地域の北海道において、ドラッグストアチェーン「サツドラ」との提携により、現場に最適なソリューションを高品質・低価格で提供。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、専門店などに加え、飲食、金融、物流、農業、モビリティなど様々な分野への社会実装を拡大している。

■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら