双日 インドネシアで脱炭素エネルギーソリューション会社を共同設立

双日は2023年11月20日、インドネシア最大の屋根置き太陽光発電事業会社であるPT ENERGI MITRA INVESTAMA(ピーティーエナジミトラインベスタマ)と、合弁会社PT Surya Nippon Nusantara(ピーティースルヤニッポンヌサンタラ)を共同で設立したと発表した。今後、インドネシアにおいて産業用・商業用の顧客向けに屋根置き太陽光発電などの脱炭素ソリューションを提供していく。

T Surya Nippon Nusantaraでは、双日が運営に関わる総合都市デルタマスシティ内の工業団地における事業者向けを中心に、2030年までに合計100MWp規模の太陽光設備の設置を計画している。また、インドネシアに所在する産業・商業事業者向けに脱炭素化の取り組みへ貢献していくことを企図し、蓄電池、EV関連事業、省エネ、水素・アンモニア・バイオ燃料などのゼロエミッション燃料供給サービスの展開を計画している。 

インドネシア政府は、2060年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを達成する目標を掲げている。現状、インドネシアにおいては発電電力量の6割以上を石炭に依存しており、再生可能エネルギー導入による脱炭素化の促進は喫緊の課題となっている。

双日インドネシア2311 

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