KDDI、Psychic VR 都市空間にVR広告を重ねて掲載する「XRscape」提供開始

KDDIとPsychic VR Lab(東京都新宿区、月刊事業構想2021年7月号参照)は、2022年2月1日から、5GやVPSなどのXR技術で実在の都市空間にバーチャル広告やコンテンツを重ねて配信できる「XRscape(エックスアールスケープ)」の提供を開始する。

バーチャル広告やコンテンツを実在の都市空間に重ねて設置するとともに、都市の回遊性を高めるARスタンプラリーなども簡単に実施できるようにした。都市全体を活用した大規模なプロモーションなどが可能になるソリューションだ。KDDIのXRアプリを「SATCH X powered by STYLY(以下 SATCH X)」を起動し、スマートフォンを都市空間にかざすことで、コンテンツを体験することができる。

今回両社は、パルコとともに、東京都渋谷区の渋谷PARCO 1階「ナカシブ通り」と10階「ROOFTOP PARK」の2地点を空間のメディア化の対応施設とした。また、都市空間向けのコンテンツ制作と配信は、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・京都の6都市で対応しており、今後全国の都市や施設に拡大していく考えだ。

KDDI_Styly