ANA Xや日立システムズ 日本ウェルビーイングコンソーシアムを設立
ANA Xとインテグリティ・ヘルスケア、サワイグループホールディングス、日立システムズは2023年7月27日、「日本ウェルビーイングコンソーシアム」を設立したと発表した。PHR(personal health record)基盤と各社のアプリを組み合わせ、自治体、健康保険組合、企業に対して健康経営や健康増進など、QoL向上のための行動変容をテーマにしたウェルビーイングの支援を実施する。
コンソーシアムでは、日立システムズのPHR基盤を活用し、PHR管理システム「Smart One Health」(インテグリティ・ヘルスケア)、PHR管理アプリケーション「SaluDi」(サワイグループホールディングス)、モバイルアプリケーションサービス「ANA Pocket」(ANA X)、「健康支援サービス(健康経営)」および「健康支援サービス(MIRAMED)」(日立システムズ)のサービスを提供する。
ポイントなどのインセンティブなども取り入れた形で、自治体、健康保険組合、企業等にウェルビーイングソリューションを提案。まずは健康なまちづくり、観光の誘致、また移動先でのヘルスケアサービスの提案を行う。
コンソーシアムは賛同企業、団体、アカデミアとの連携先を増やし、ウェルビーイングで実現できる範囲を拡げていく。医薬・ヘルスケアプラットフォーム上にパートナーとの連携を含めた各種サービスを組み合わせることでエコシステムを構築する方針だ。
日本ウェルビーイングコンソーシアム概要図