マツキヨココカラ、CVC設立 10年間で50億円を投資へ

マツキヨココカラ&カンパニーは2023年1月16日、SBIインベストメントと共同で、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「MC&C 投資事業有限責任組合」を2023年4月に設立すると発表した。マツキヨココカラ&カンパニー及びグループ会社との事業シナジーや新規事業開発が見込まれる国内外のベンチャーに、今後10年間で50億円の投資を行う方針。

マツキヨココカラ&カンパニーは現在全国に3300店舗超のドラッグストア・調剤薬局を展開する。消費動向や事業環境が急速に変化する中で、マツキヨココカラ&カンパニーのDXや持続可能な経営の実践に資する革新的な技術や中長期での新事業に資する領域に強みを持つ国内外の有望なベンチャー企業に対して、CVCを通じて投資を行う。

SBIホールディングス傘下のSBIインベストメントは、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業に投資を行っている。同社が企業等と運営するCVCファンドの2023年1月時点における累積出資約束金額は国内最大級の1230億円超。

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