ウイングアーク1st 自治体予算書デジタル化を実現 体験セミナーも実施

新潟県柏崎市は、2021年2月より行政情報を統合データベース化し、「デジタル予算書」として公開した。自治体の予算書は、市職員や市議会議員の活動の基本となるものだ。柏崎市の場合、プリントアウトの厚さは3.2cmほどにもなる。WebサイトではPDFファイルの形式で公開していたが、見づらい・分かりづらいという声が寄せられていた。また、行政のデジタル化に向け、市の予算・決算、事業の進行・評価・報告までの情報を体系的に結び付けるしくみも求めていたことから、予算書のデジタル化へ踏み切った。

これを実現したのが、ウイングアーク1st(東京都港区)が開発した情報活用ダッシュボード「MotionBoard」である。「MotionBoard」は、ビジネスインテグレーション(BI)システムと呼ばれるもので、東急パワーサプライ、日立造船などの事業会社の他、自治体での利用も広まっている。データ可視化に特化したITツールで、会計や販売分析、KPI管理など、組織内の情報をまとめて活用できる。

同社では、7月にはMotionBoardをもちいてデータ活用初級者に向けたオンラインセミナー「データ活用塾」を開催する。データ活用への取り組みにあたり抑えるべきポイントや、失敗・成功事例のほか、データのアウトプットを実際に体感するワークショップも開催される。

セミナーへの参加は無料だが、事前に登録が必要。詳細はこちら

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