メルカリ 越境EC事業者4社と連携、中国販売拡大に向け

メルカリは、2023年4月7日、中国市場における越境販売の経路を拡大するため、越境EC事業者のInagora、銘東、楽一番、トリプルアートと提携していることを発表した。2023年2月に、越境ECにおける連携先を拡大した。その結果、前年同月比で既に海外利用者数は約2.8倍、取引数は約3.2倍になったという。

メルカリは、2019年から代理購入サービス事業者と連携した越境販売を開始している。今回、連携したInagoraは日本の商品を海外に提供する越境ECアプリを運営しており、銘東は荷物転送サービス事業などを手掛ける物流企業、楽一番は海外配送サービス「楽一番」の運営企業で、トリプルアートはアニメ・マンガゲーム関連商品を扱う越境ECプラットフォームを提供している企業だ。

メルカリが2022年末に発表した調査結果によると、越境ECでは日本ならではのコンテンツに関連した製品や海外で購入することが難しいアイテムが人気。提携により、2023年以降はさらなる成長を見込んでいる。

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