東京都 世界最大級のプレシードインベスター・Techstarsを日本初誘致

東京都は2023年12月12日、内閣府・経済産業省および日本貿易振興機構(ジェトロ)と連携し、世界最大級のプレシードインベスターの1つであるTechstars(米国)を日本に初誘致し、エクイティ方式のスタートアップ・アクセラレーションプログラム「Techstars Tokyo」を開催すると発表した。同日より第1回プログラムの募集を開始し、2024年夏から約3か月間のプログラムを実施する。

「Techstars Tokyo」の特徴としては、参加スタートアップに対して出資も実施される「エクイティプログラム」(1社12万ドル)であること、グローバルに活躍する起業家などが来日して実践的なレクチャーとメンタリングを行うこと、国内だけでなく海外のスタートアップも参加して互いに切磋琢磨できること(計12社予定)などが挙げられる。また、Techstarsの日本での活動にあたっては、三井不動産が同社とパートナーシップを締結してサポートする。

Techstarsは2006年に設立され、世界13か国36都市で活動。これまでに3800以上の企業に投資し、19のユニコーンを輩出、合計時価総額は約1500億ドルに達している。教育・研修型のアクセラレーションプログラムが主流の日本において、Techstarsがシリコンバレー等で主流のエクイティ方式のアクセラレーションプログラムを実施するのは、今回が日本初となる。また、Techstarsが運営する36都市・53のアクセラレーターのうち、アジア地域では唯一のアクセラレーター拠点となる。

 

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