日本初の猫専用レンタルキャンピングカーサービス開始、災害時の活用も

東京都三鷹市を拠点とするにゃんぴんぐCarは2026年8月1日、猫専用のレンタルキャンピングカーサービス「にゃんぴんぐCar」を開始した。飛び出しによる脱走リスクに配慮した設備や猫用ケージ、遠隔で車内の様子を確認できるペットカメラなどを備え、猫との利用を前提とした、日本初の猫専用レンタルキャンピングカーサービスとなる。

同社は猫それぞれの性格や体調を尊重しながら、猫と人が離れずに過ごせる時間を増やしたいとの思いから「にゃんぴんぐCar」を立ち上げた。同サービスの利用により、これまで猫がいることで旅行や帰省をあきらめていた家庭も、ペットを「預ける」のではなく一緒に連れて出かけることができる。また、日頃の外出や災害時の避難に向けて、猫と移動する経験を積む場としての活用も見込んでいる。

車内は、猫が落ち着いて過ごせるよう随所に工夫を凝らした。運転席と生活スペースを仕切り、二重扉や破れにくい網戸を備えることで、乗降時や滞在中の飛び出しを抑える。猫用ケージや隠れられるスペースも設け、使い慣れた用品を持ち込めるため、環境の変化に敏感な猫でも過ごしやすい。また、安全面への配慮も手厚い。遠隔で車内の様子や温度を確認できるペットカメラにより、短時間車を離れる際も猫の状態を見守れることができる。大型バッテリーを積んでいるため、エンジンを止めてもエアコンを使え、快適な室温を保てる。

同社は今後、猫との移動に関する情報発信や設備の改善を重ね、「にゃんぴんぐCar」を誰もが安心して使えるサービスへと育てていく方針だ。将来的には災害時の活用も見据えており、自治体や支援団体などと連携し、被災地域で車両を一時的な滞在空間として貸し出す仕組みづくりも目指していく。

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