災害時に被災地に迅速に車を届ける支援ネット 8組織で活動開始

2021年7月28日、日本カーシェアリング協会と加盟団体らは「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」の発足について、石巻市かわまちテラスにて発表会見を行った。

このアライアンスは、災害発生時に、被災地に迅速に車を届けることを目的とした、企業・自治体との災害支援ネットワーク。移動やがれきの撤去などに必要な車両を提供し、被災者の生活復旧を支援する。2011年の東日本大震災以降、自然災害の被災地で車を活用した被災地支援活動を行ってきた日本カーシェアリング協会が事務局を担う。協会と災害協定を締結する自治体はパートナー自治体として登録し、自然災害で被災した場合、企業・団体らと連携して行う支援活動への活動拠点の提供や、被災者への広報などを協定に基づいて協力を依頼する。

今後、「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」に加盟する企業・団体及びパートナー自治体を募集し「災害時にクルマで困らない社会づくり」を目指していく考えだ。


2021年7月28日時点の、加盟団体・パートナー自治体は下記の通り。
(※は加盟・登録予定)

・アドバンスクラブ※
・石巻市※
・エーモン工業
・オートバックスセブン
・一般社団法人日本カーシェアリング協会
・日本ミシュランタイヤ
・宮城県中古自動車販売協会・宮城県中古自動車販売商工組合(総称してJU宮城)※
・ルート産業

モビリティ・レジリエンス・アライアンス