リコー デジタル・ワークプレイス実現などの分野へ投資するCVC設立

リコーは、コーポレート・ベンチャー・キャピタル（CVC）ファンドとして「RICOH Innovation Fund」を設立したと、2023年11月8日に発表した。SBIインベストメントをGeneral Partner（GP）とし、最新のデジタルサービスを牽引するスタートアップへの戦略的な投資を実行する。

投資対象のスタートアップとしては、「"はたらく"に歓びを」を実現する事業領域の企業と定めている。具体的には、コミュニケーションやコラボレーションを促進する仕組みを提供する「創造性の支援」、デジタルな仕事空間の提供を目指す「デジタル・ワークプレイス」、誰もがあらゆるデジタルテクノロジーをセキュアかつ自由に活用できる「デジタル・インクルージョン」、温室効果ガス排出ゼロ社会の実現を加速する「脱炭素/循環型社会」に関連した分野の企業となる。ファンド規模は約50億円、運用期間は10年間を予定している。

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