シーベジタブル 海藻を発酵させてつくった「海のワイン」を開発

シーベジタブル(高知県安芸市)は2023年1月17日、新たな海藻の食文化を育むため世界に向けて発信する新ブランド「Re-seaweed(リ・シーウィード)」をリリースすると発表した。第一弾として、海藻を発酵させてつくったノンアルコール飲料「海のワイン」を「サロン・デュ・ショコラ2023」で提供する。

「Re-seaweed」は、海藻を主原料とした、 世界で未だ誰も味わったことのない食体験を届けるブランド。今回発売する「海のワイン」は海藻を発酵させてつくるノンアルコール飲料で、原料は「海藻・水・砂糖」のみ。お茶を発酵させて作るコンブチャと同様の原理で、海の植物である海藻に糖分を加えて発酵させ、海藻の概念を変える爽やかでフルーティな味わいを実現した。同社は今後、さらに新しい海藻を使用したオリジナルブレンドを展開していく予定。 

シーベジタブルは2016年に設立し、世界初となる地下海水を用いた青のりの陸上栽培事業をスタート。全国各地に海藻ファームを展開し、現在は、海の生態系を豊かに育みながら「今まで流通してこなかった美味しい海藻を届ける」海面での栽培も行っている。「海藻」の食文化を残すため、研究から生産までの技術確立を目指すほか、新しい海藻食文化をつくるため料理開発や提案を続けている。

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