coxco 2023年にフィリピンでファッションスクール開校
ファッションブランド「coxco(ココ)」を運営するcoxco(東京都世田谷区)は2022年8月29日、連携するNPOのDEAR MEとともに、ファッションスクール「coxco Lab(ココラボ)」を来春、フィリピンのマニラに開校すると発表した。デザインや縫製などの技術教育校として無償で教育機会を提供し、将来的には卒業生をcoxcoで雇用することにより、貧困問題解決への貢献を目指している。開校に向けた第1弾企画の「アップサイクルアート」を、8月31日から伊勢丹新宿店で先行販売する。
「coxco Lab」は2023年2月にマニラのケソン市に開校予定。初年度はアクセサリーを中心にモノづくりを学ぶファッションクラフトコースを開講し、その後、デザインやパターンのほか、トータルビューティコースなどの美容コースも増設予定。初年度は17歳以上の男女約10名を無償で受け入れ、1年間週3日、現地の専門学校の講師が授業を行う。また、技術教育だけではなく、SDGsや性教育の授業も実施し、社会性や時流を捉えるスキルを育て、将来的に持続可能な社会に貢献できる人材の育成を目指していく。coxcoは同社の売上の一部を同校の運営費に充てて運営のサポートをするほか、卒業後の生徒の雇用を予定している。
開校に向けた取り組みの第一弾として、同社はフィリピンの子どもたちが「夢」をテーマに制作したアートを用いた「アップサイクルアート」プロジェクトを開始する。「coxco」での購入商品に子どもたちのアートの刺繍を入れてアップサイクルをする企画で、全6種類のアートを展開。1つの刺繍につき、「coxco Lab」の生徒1名にデッサンセット1式を届けることができる。2022年8月31日から9月6日の期間、伊勢丹新宿本館2階で実施するPOP-UPにて先行予約販売を開始する。
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