エムスリー 山形市で自治体健康ポイントと連動した健康指標の提供を開始

エムスリーは、山形市の健康ポイント事業「SUKSK」を登録利用する企業・団体向けに、余命予測アルゴリズムによる独自の健康指標「EBHS Life」の期間限定での無償提供を開始する。2023年11月24日に発表した。SUKSK登録事業所従業員への「EBHS Life個人レポート」提供に加え、自治体初となる「EBHS Life企業レポート」を限定15社に試験導入する。

エムスリーは、NTTドコモの団体向け健康増進サービス「健康マイレージ」と連携し、「EBHS Life」の提供を2023年9月に開始した。「EBHS Life」では、予防医療に関する健康関連データと論文を元にAI分析で個人の健康状態を評価する。今回、SUKSK登録者に科学的根拠に基づいた適切な対策・予防提案を実施し、官民連携した企業の健康経営の活動や個人の健康状態の向上に寄与していく。

今回の企業を通じたEBHS Life試験導入は山形市が自治体としては初めてのケース。EBHS Lifeの行動変容を促せる結果と、企業も健康経営の初手として活用できる特徴が評価されたことによるものだという。

企業レポートでは相対評価が可能な特徴を生かして、他社や事業所間の比較分析から企業の健康状態を分かりやすく可視化する。労働生産性やエンゲージメントなど様々な切り口で健康課題を分析し、最適な施策と健康投資も提案していく。また個人レポートでは、余命スコアのほか、科学的根拠に基づいた健康改善プランも提示する。

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