第60回宣伝会議賞 30のファイナリストからグランプリほか発表

宣伝会議(東京都港区)は、2023年3月10日、第60回宣伝会議賞の最終審査会を実施し、グランプリなど主要賞を発表した。宣伝会議賞は、月刊「宣伝会議」が主催する、広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたは絵コンテ・字コンテとして応募する公募の広告賞。今回で60回目となる。

第60回の応募総数は65万8467点(うち一般部門が62万8046点、中高生部門が3万421点)で、一般部門で一次審査を通過した6647点から、二次審査で682点に絞り込み、三次審査通過は181点。さらにファイナリストとして30作品を選出した。10日には最終審査会で決まった主要賞が発表され、今回、グランプリは守本悠一郎氏が獲得した。

各部門の協賛企業賞、中高生部門などの受賞者は、3月1日発売の月刊「宣伝会議」4月号で既に発表されている。10日の最終審査会とあわせて開催された贈賞式で、それぞれの賞が受賞者に授与された。事業構想大学院大学は今回、「事業構想大学院大学とともに、企業が地域課題の解決に取り組みたくなるアイデア」を募り、竹泉維人氏の「これからの社会は、これまでの事業じゃ救えない」を選んだ。また社会構想大学院大学は「社会人が『リカレント教育(学び直し)』に取り組みたくなるような『専門職大学院』の特徴を伝えるアイデア」を募集。杉本周平氏の「社会を知っているからこそ、学べることがある」が受賞した。

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