パレスホテル東京が日系ホテル初の国際サステナビリティ認証取得
株式会社パレスホテルが運営するパレスホテル東京(東京都千代田区)は、サステナビリティにおける国際的な認証制度の「GSTC認証」を、日系ホテルとして初めて取得した。10月17日に同ホテルが取得を発表した。
GSTC認証は、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(The Global Sustainable Tourism Council®/GSTC®)の認証制度。GSTC®が策定、管理する持続可能な旅行と観光のための国際基準「GSTCスタンダード」に基づいて、第三者認証機関による厳格な審査が行われる。「GSTCスタンダード」は環境分野に加え、持続可能な経営、社会経済、文化への影響など、幅広い領域を網羅する47の基準と167の指標で構成され、それらに適合する施設に「GSTC認証」が付与される。世界で高い信頼を得ており、世界各地の宿泊施設が取得を目指している。
パレスホテル東京は早くからサステナビリティコンセプト「未来を、もてなす」のもとに、環境や地域社会に向けた取組に力を入れてきた。特に近年は国内外の利用者のサステナビリティへの関心の高まりに対応して、よりグローバルな視点を取り入れたサステナビリティの実現を目指し、多様な取組を行っている。
GSTC®は国連環境計画(UNEP)や国連世界観光機関(UNWTO)などが中心となり、2007年に設立された非営利団体。持続可能な観光のためのグローバル基準「GSTCスタンダード」を策定、管理する。「GSTC 認証」は「GSTC 認定を受けた第三者認証機関によって認証された」ことを指す。
続きは無料会員登録後、ログインしてご覧いただけます。
-
記事本文残り0%