三条市とJR東日本 燕三条駅に地域創生型ワークプレイスを開業

三条市とJR東日本新潟支社が燕三条駅構内に開設準備を進めていた地域創生型ワークプレイス「JRE Local Hub 燕三条」が、2023年2月17日に開業する。同プロジェクトは、「空間自在ワークプレイスサービス」などのDXを活用し、ビジネスマッチングの仕組みや教育プログラムの構築により、居住エリアに捉われない豊かな教育・くらしを提供することを目的として、2022年7月より進められてきた。 

「JRE Local Hub 燕三条」では、燕三条の100以上の工場とつながるビジネスマッチングサービスを提供。工場ごとに細分化された技術や役割を集約し、工場と国内外のメーカーをつないで最適な組み合わせを提案することで、優れた技術の発掘とものづくりの発展をサポートする。また、誰でも好きな時間に利用できるコワーキングスペースを提供する。

ものづくりの活性化と次世代人材の育成を目的として、ものづくりコンシェルジュのMOCおよび東京都の工業高校と連携した参加型教育プログラムも開始している。工場体験のほか、空間自在ワークプレイスサービスを活用したリモート講座を実施し、地域産業について自ら考え、提案する機会を提供する。2023年6月には課題発掘型リーダー人財育成プログラム「JRE Station カレッジ」を開校し、地方創生を志す人々とともに地域課題の解決にも取り組んでいく予定だ。

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