プレティア 7億円調達でARクラウドの世界展開を加速

プレティア・テクノロジーズ(東京都品川区)は2022年8月4日、SBIインベストメント、電通グループ、小学館、アダストリア、SMBCベンチャーキャピタル、他投資家より総額約7億円の資金調達を完了したと発表した。この資金は、同社が手掛けるARクラウドプラットフォーム「Pretia」の開発体制の強化・製品品質の向上・開発者コミュニティの支援に充て、同サービスがエンターテインメント・小売・製造・教育・広告・建築などのあらゆる産業で活用される基盤となることを目指す。また、「Pretia」はすでに世界5カ国以上のユーザーに利用されているが、世界展開をさらに加速させていく。

「Pretia」は、空間をデータ化し、そのデータをもとにしたAR体験を簡単に作ることができるプラットフォーム。「Pretia」を使って開発したAR体験は、特徴点を活用した精度の高い自己位置推定で空間に埋め込まれたコンテンツを呼び出し、特定地点において複数人で同時に体験できるという特徴があり、これにより、「現実世界の上に構築されたARではなく、現実世界の中に溶け込んだAR体験」の提供を可能にしている。現在、日・英両言語に対応しており、EUを除く全世界に向けて2022年4月26日にリリースされた。

プレティア・テクノロジーズは、「共に達成する喜びを届ける」をミッションに、ARクラウドおよびARサービスの企画・開発を行うスタートアップ企業。AR謎解きゲームから事業をスタートし、現在はARクラウド「Pretia」の開発・社会実装を事業の柱としている。 

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