マネーフォワード、三井住友カード 資本業務提携、合弁設立へ
マネーフォワードと三井住友カードは、2024年7月17日、個人向けの金融サービス事業における合弁会社の設立を含む資本業務提携について基本合意書を締結したと発表した。個人事業主や法人向けの事業においても協業を検討する。合べ会社の事業開始は2024年12月を予定する。
マネーフォワードの家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワードME」を中心とした、個人のお金に関わる各種サービスと、三井住友カードが提供するデジタルベースのキャッシュレスサービス、SMBCグループによる個人向け総合金融サービス「Olive」の価値を融合することを目的としている。「マネーフォワードME」の利用者数は1610万人、口座連携金融資産額は25兆円を超えている。「Olive」についてはサービス開始から1年余りで230万人がアカウントを開設した。提携により、より多くの顧客が利用する「オープンなお金のプラットフォーム」を目指すという。
具体的には、口座管理画面において金融機関をまたいだシームレスな資金移動を可能にすることや、リアルタイムの家計管理、カード利用状況や家計管理データの分析によるカスタム化されたローン、ポイントが貯まる家計簿、等のサービス提供を計画している。
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