エスシーシー、セイビ堂ほか ポイ捨て対策の実証実験を川越まつりで実施

エスシーシー(SCC、東京都中野区)は、セイビ堂(茨城県鹿嶋市)と協力して、2023年10月14日、15日に埼玉県川越市で開催される川越まつりにて、観光地を悩ますポイ捨て削減サービス「TrashMap(トラッシュマップ)」の実証実験を行う。10月4日に実証実験の内容や予定を発表した。

TrashMapは、ゴミを捨てたいときに、専用のIoTゴミ箱の位置情報や捨てられるゴミの種類などをWEB上で検索できるサービス。IoTゴミ箱にはデジタルサイネージを搭載しており、必要に応じて広告や近隣の観光情報などを掲示している。観光客はゴミをゴミ箱に捨てられるとともに、その近くの観光情報を得られる。また、ゴミ箱を設置する自治体は、広告事業からの収入を期待できる。

このサービスは、SCCが所属するeDCグループで開催したアイディアコンテスト「アプリコンペ2022」で最優秀賞を受賞した学生のアイディアに基づくものだ。事業構想大学院大学の新規事業プロジェクト研究で社会実装のための​ブラシュアップを実施した。

​SCCは独立系SIerとしての技術力をもとに、コンサルティングから設計、開発、運用・保守までを手掛けるIT企業。セイビ堂は看板会社としてスタートした、デジタルソリューションカンパニーだ。

trashmap
■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら