創業100年企業の「事業転換」に学ぶ、次代を生き抜く構想力 日本政策金融公庫×事業構想大学院大学 セミナー開催
変化の激しい時代において、企業が永続的に発展するためには、受け継いだ経営資源を基盤にしつつ、新たな価値を創造する「構想力」が不可欠です。
事業構想大学院大学は、日本政策金融公庫と共催で、2025年12月5日(金)、15時より名古屋校(JRゲートタワー27階)にてセミナー「未来を構想する力が企業を成長させる ~持続的成長企業を目指して~」を開催します。
既存事業の伸び悩みや、SDGsへの対応、事業承継後の成長戦略に課題を感じていらっしゃいませんか? 本セミナーは、実際に事業変革を成し遂げた経営者の「生の声」から、自社の課題を突破するヒントをお持ち帰りいただける機会です。
■ 創業100年企業のイノベーションを解剖
基調講演にお迎えするのは、長野県を拠点に古民家・古木(こぼく)のアップサイクル事業を展開する、株式会社山翠舎の山上浩明社長です。同社は創業100年の歴史を持つ木工・建築会社ですが、山上社長は時代の変化に合わせ、解体される古民家の木材を「古木」という新たなブランド資源として再定義しました。単なる施工にとどまらず、飲食店や宿泊施設のコンセプトづくりから手掛ける高付加価値ビジネスへと転換し、「ニューズウィーク日本版SDGsアワード2023」最優秀賞を受賞するなど、飛躍的な成長を遂げています。
講演では、「"捨てるもの"からビジネスをつくる」と題し、構想の背景や、実現に至るまでの困難をどう乗り越えたか、そのリアルな体験をお話しいただきます。「自社の既存リソースをどう活かすか」「サステナブルな事業をどう収益化するか」という悩みをお持ちの経営者の皆様にとって、実践的な気づきが得られるはずです。
■ 「100億企業」を目指す経営者たちの本音トーク
後半のトークセッションでは、事業構想大学院大学で自社の未来を構想してきた現役経営者たちが登壇します。ファシリテーターを務めるのは、数多くの事業承継経営者に伴走してきた事業構想大学院大学の丸尾聰教授です。パネリストには、山上社長に加え、株式会社アイチテクノの遠山武志社長、株式会社東和工業(メガネプラザ・グラスヒュッテ)の上田唯司社長を迎え、「未来を構想する力が企業を成長させる」をテーマに議論します。
業種の異なる経営者が、どのように自社の強みを再発掘し、持続的な成長や「100億企業」へのスケールアップを描いているのか。机上の空論ではない、現場の経営者たちの熱い議論は、皆様の経営視座を一段高く引き上げるきっかけとなるでしょう。
セミナー終了後には名刺交換・交流会も予定しております。意識の高い地域経営者の方々や、日本政策金融公庫の担当者様とのネットワーク構築の場としてもぜひご活用ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【開催概要】 日本政策金融公庫・共催事業構想大学院大学セミナー 「未来を構想する力が企業を成長させる ~持続的成長企業を目指して~」
日時: 2025年12月5日(金) 15:00~17:30
会場: 事業構想大学院大学 名古屋校(名古屋市中村区名駅1-1-3 JRゲートタワー27階)
参加: 無料(要事前登録)
対象: 経営者、経営幹部、事業承継予定者、事業構想に関心をお持ちの方
共催: 事業構想大学院大学 日本政策金融公庫
後援: 中部経済連合会
▼詳細・お申し込みはこちら
https://www.mpd.ac.jp/events/kouko_nagoya202512