伊藤忠、スキャン・エックス 鉱山操業のデジタル化へ業務提携

スキャン・エックス(東京都新宿区)は、伊藤忠商事(東京都港区)と、金属資源分野における鉱山操業の効率化、安全性向上等を目的としたDX化に向けて業務提携したことを、2021年6月14日に発表した。

今回の業務提携により、「スキャン・エックスクラウド」を用いて、業務の効率化と安全性の向上を目指す。鉱山で取得した3D点群データの自動フィルタリング、採掘計画と現況比較による進捗管理、採掘鉱物の土量計測、作業車両接触事故防止のための業務用道路の安全解析などを行い、採掘現場のモニタリング効率化や精度向上を図る。

スキャン・エックスは、レーザーやLiDARなど、各種機器で取得した3D点群データをもとに、オンラインで高精度なクラス分析・解析ができるソフト「スキャン・エックスクラウド」を提供している企業。また、顧客ニーズに応じた高度な解析にも対応しており、水流シミュレーションや樹木セグメンテーション、BIM/CADモデル作成など、3D点群データの活用が進む様々な産業に向けた開発も行なっている。

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