川崎重工とソニー リモートロボットプラットフォームの新会社設立

川崎重工業(川崎重工)とソニーグループ(ソニー)は、リモートロボットプラットフォーム事業を行う新事業を2021年夏に合弁で設立する。2021年5月21日に発表した。

新会社では、ロボットを遠隔地から操作できるリモートロボットプラットフォームを構築し、主にロボットのソフトウェアやソリューションサービスを提供する。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、社会環境や生活様式が変容している中で、場所や時間に制限されない新たな働き方を提案する。これにより、さまざまな理由で現場から離れていた人々に、自宅などから遠隔での作業を可能にすることで、働く機会を創出することを目指す。加えて、本プラットフォームを通じて、働く意欲のある作業者と雇用したい事業者を繋ぎ、新たなコミュニティを構築して雇用の活性化を促すことに貢献していく。

今後、製造加工業などの特定産業分野における実証実験を経て、2022年中にはサービスを開始する予定だ。

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