野村不動産 物流の企業間共創プログラム「Techrum」を開始

野村不動産は、高機能型物流施設「Landport」シリーズについて、自動化機器の効率的な活用により物流オペレーションの最適化を行うための企業間共創プログラム「Techrum」を2021年4月より開始することを、2021年3月24日に発表した。また、同プログラムの効果検証拠点である「習志野PoC Hub」を「Landport習志野」内に開設する。

「Techrum」は、ロボティクスやICT、搬送機器などの物流関連技術を有する企業各社を参画企業として、野村不動産が核となって組成する企業間共創プログラム。各社技術・サービスの個別導入に留まらず、参画企業間同士の連携・組み合わせなどを推進し、きめ細やかかつ総合的なソリューション開発を行う。あえて販路や他企業との連携制限等を設けない緩やかな連携の枠組みとすることで、幅広い企業の参画を促し、荷主・物流企業の課題解決を目指す。

「習志野PoC Hub」は、「Techrum」の効果検証拠点として「Landport習志野」内に開設するPoC施設で、より実効性の高いソリューション開発に資するべく、本番環境に近い場所で検証を可能にすることを企図しており、将来的には同種の検証拠点の拡大も含めて検討している。

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