ウェルモ ケアプラン作成支援AI「ミルモぷらん」発売開始

AIやICTを活用した介護福祉プラットフォームサービスを提供するウェルモ(月刊事業構想2021年2月号参照)は、ケアプラン作成支援AI「ミルモぷらん」を居宅介護支援事業所のケアマネジャー向けに発売開始した。2021年3月17日に発表した。

「ミルモぷらん」は自然言語処理技術に基づくAIを用いたクラウドサービスであり、ケアマネジャーのケアプラン(居宅サービス計画書)作成業務を支援する。大きな特徴はケアプラン第二表作成支援をする点で、そのための専門知識補助、文章提案、サービス資源情報の提案といった機能を持つ。これらの機能で、座学研修やOJT以外の経験、知識の差をカバーし、情報収集や事務処理時間の短縮に寄与する。結果として、ケアマネジャーにしかできない「利用者に寄り添う相談援助業務」に注力できる心と時間の余裕を生み出し、利用者により喜ばれる介護の実現につながることを目指す。

サービスの対象は全国の居宅介護支援事業所で、初月利用料金は無料。利用料金は1アカウントごとで、2カ月以降の利用料は契約条件によって異なるため、見積もりで提示する。

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