シーイーシーとZMP 協業し物流現場の効率化目指す

シーイーシー(月刊事業構想2020年12月号参照)と、ZMPは、物流効率化ICTソリューション「LogiPull(ロジプル)」のバース管理システムと、物流支援ロボットの「CarriRo」シリーズを連携した新サービスの開発で協業した。2021年1月14日に発表した。

従来、物流搬送システムとバース(積み下ろしを行うスペース)管理システムは別々に運用されている。トラック到着後のバースでの位置指定や入出庫荷物の確認、物流ロボットへの指示には人手で対応する必要があった。協業により両社は、トラックの入出庫情報と搬送ロボットをシームレスに連携させ、人手を介さず入庫・出庫に至る物流現場の効率化を目指す。

今後両社は、物流現場の人手不足解消のため、ICTを活用した省人化や自動化に向けた共同開発に取り組み、随時サービスを提供していく。まずは、代車型搬送ロボットとの連携から着手し、2021年4月頃に提供を始める予定だ。

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