河村電器 京都市文化財の長江家住宅に火災防止コンセントを寄贈

河村電器産業(愛知県瀬戸市)は、電器火災を未然に防ぐコンセントを京都市指定有形文化財である長江家住宅に寄贈したことを2021年1月13日に発表した。

河村電器産業は、1919年の創業以来、電気を安全・安心に使用するための製品を生産している。近年は「電気火災」を防ぐための製品の普及に力を入れている。その活動の一環として2014年より、ホコリが原因で発生するトラッキング火災を独自の検出回路で防ぐ「プレトラックコンセント」を各地の重要文化財、歴史的価値のある建物・施設に設置する活動を進めてきた(月刊事業構想2018年4月号参照)。

今回、「プラトラックコンセント」と「住宅用分電盤」を寄贈した長江家住宅は、職住一体の典型的な京町家の佇まいを今も受け継いでいる木造住宅。2005年4月に、主屋北棟(内装除く)、主屋南棟、化粧部屋、離れ座敷、土蔵2棟の計6棟が「京都市指定有形文化財」の指定を受けている。

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