ECI 岡山大横井副学長に「Certificate of Recognition」授与

2020年12月22日、岡山大学の横井篤文副学長(特命(海外戦略)担当)・ユネスコチェアホルダーが、地球憲章のグローバルな活動に貢献した人に贈られる「Certificate of Recognition」を受賞した。

「Certificate of Recognition」は、公正で平和な、持続可能な21世紀の地球社会を迎えるための倫理的かつ精神的な価値や原則を明らかにした世界的宣言の一つである「地球憲章(Earth Charter)」が今年で発足20周年を迎えるにあたり、国連平和大学内に設置されている地球憲章国際本部(Earth Charter International: ECI)より贈られるもの。

2019年11月に開催された第40回ユネスコ総会で「持続可能な開発のための教育:SDGs達成に向けて(ESD for 2030)」とその倫理的な枠組みとして「地球憲章(Earth Charter)」が採択された。これを受けて、横井副学長は、2019年12月に岡山大学の槇野博史学長と共にUPEACEおよびECIを訪問。2020年6月には、ESDと地球憲章を統合的に取り組み、ESD for 2030を推進することで基本合意をし、MoU(Memorandum of Understanding、包括連携協定)を締結した。さらに同月より、地球憲章国際審議会委員の世界の1人に選出。ユネスコや国際機関等の国際会議の登壇をはじめ、国内においても地球憲章の意義と活動をマルチステークホルダーパートナーシップで積極的に広めてきた。

岡山大学は、コロナ後の世界を見据えながら地球憲章の20周年と新たなスローガン「Turning Conscience to Action(意識から行動へ)」を踏まえて、より公正で持続可能な平和な世界に向けた積極的かつ具体的な取り組みを推進していく考えだ。岡山大学は、行動指針にSDGsを掲げており、2017年には、国公立大学で唯一の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞した(月刊事業構想2019年7月号参照)。

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