Sansan 行政向けにEBPM支援室を開設

2020年11月26日、Sansanのデータ統括部門DSOCが、EBPM(証拠に基づく政策立案)支援室を開設したことを発表した。これまでSansanのビジネスネットワークのデータと分析能力をもとに、EBPMを推進するためのファクトを行政向けに提供し、エビデンスの蓄積を支援する。

DSOCは、データに基づく企業の事業成長をリードすることを目的として、「データ化」「データ活用」の2つの役割を担っている部門。AIを活用したデータ化技術により、膨大な「出会い」を正確にデータベース化し、分析・活用うすることで、企業の情報、人物の情報、人と人のつながりの情報など、ビジネスシーンで活用できる「価値ある情報」を生み出している。これまで、大学や研究機関との共同研究プラットフォーム「Sansan Data Discovery」を通した研究や、研究員の日々の研究をレポートにまとめた「Data Science Report」、各種論文の発表を通して、研究成果を社会に伝えてきた。

今回立ち上げたEBPM支援室では、「ビジネス関係人口」のデータおよび分析結果を提供する。同時に、市区町村のつながりシミュレーション、企業のステークホルダー評価指標「Eight Company Score」とパフォーマンスの関連分析などを行い、行政の政策立案や実施を後押ししていく考えだ。

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