みずほ銀行 法人向けに統計データ販売を開始

2020年11月10日、みずほ銀行は法人や自治体を対象に、保有する統計データ・オープンデータ・外部データを組み合わせた統計データ販売サービス「Mi-Pot」を開始したことを発表した。

2020年5月の銀行法改正に伴い、銀行は付随業務としてデータ提供ビジネスを実施できるようになった。「Mi-Pot」はこれを受けて開始した新規事業だ。保有するデータを統計データとして加工し、データプラットフォームサービスとして提供する。統計データからは、個人が特定されることはなく、申し出に応じて、統計加工の対象から除外することも可能。

提供する統計データは、年収データ・支出・消費データ、ATM利用状況などを、年代・性別で分類し集計して得られるデータ。生活の中で行き来するお金の動きを統計的に把握することができる。

また、同サービスではNTTデータが提供するSaaS/PaaS型クラウドサービス「Qlik Managed Service on A-gate」を活用する。安心・安全、迅速にデータを活用できる操作性を実現するとともに、課題やニーズに合わせた個別のカスタマイズにも対応する。

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