MaaS事業展開で 駅探、はこだて未来大、札幌市大などが提携

2020年11月4日、駅探は、サツドラホールディングス、未来シェア、はこだて未来大学、札幌市立大学との5者の間で、北海道地域でのMaaS事業展開に係る業務提携を締結したことを発表した。

北海道地域におけるマルチモーダルな移動システムや、地域の生活者や店舗・サービス提供者がWin-Winとなる決済プラットフォームへのニーズの高まりに対応することを目的としたもの。

サツドラHDでは、MaaS事業推進におけるEZOCAポイントシステム、EZOマネーの活用、サツドラ店舗・ポイント加盟店のMaaS拠点化等で協力する。駅探は、移動手段の経路検索機能や、決済機能を含めたMaaSプラットフォームの開発で協力するほか、駅探ドットコム上に、北海道内の二次交通などの情報を掲載する。観光型MaaSでは、子会社のラテラ・インターナショナルによりインバウンドプロモーションも実施する。

はこだて未来大学の大学発ベンチャーの未来シェアは、AIオンデマンド配車機能を活用したMaaSサービスの実装を担当し、これまで培った実証実験での知見を提供する。はこだて未来大、札幌市大は、MaaSに関する様々な知見を提供するほか、北海道地域での産学官民連携によるMaaS実証実験の推進を担う。

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