サッポロ不動産開発 恵比寿の動く歩道で出版事業の実証を開始

2020年10月29日、サッポロ不動産はデジタルサイネージで展開する、街を舞台にしたブックレーベルという新たな出版事業の実証実験を開始することを発表した。場所は恵比寿ガーデンプレイスの動く通路「恵比寿スカイウォーク」で、10月31日より開始する。

第1回目の実証実験では、「恵比寿スカイウォーク」にデジタルサイネージを設置し、芥川賞作家・平野啓一郎氏、SNSを中心に活動している漫画家・吉本ユータヌキ氏による、恵比寿を舞台に書き下ろした作品を放映する。1日1話、または2話ずつ物語が進行し、14日でストーリーは完結。放映した作品は、その翌日に公式HP上で、24時間限定公開をする。公式HPでは、作品オリジナル特典付き書籍の予約を受け付け、予定受注数が一定部数を上回った場合のみ、書籍として販売する。

今回の事業では、日本出版販売が事業企画、本のコンテンツ制作と書籍販売・購入プラットフォームを提供している。

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