ファッションD2Cプラットフォームのpicki 1.2億円を資金調達

個人がディレクションするアパレルブランドが、商品を消費者に直接販売するためのプラットフォームを運営するpicki(東京都渋谷区)は、 サイバーエージェント・キャピタル、セゾン・ベンチャーズと個人投資家から、1.2億円を資金調達した。2020年8月18日に発表した。

この資金を用いて、プラットフォーム上で展開するブランドの拡充や、自社でプロデュースするブランドのマーケティング、アパレルブランドのM&Aなどを計画している。デジタルトランスフォーメーションを強化し、InstagramやオンラインコミュニティなどSNSを中心にブランドを展開していく「ソーシャルネイティブブランド」の創出も目標だ。長期的には、ファッション業界のデジタルシフトの促進や、クリエイターの世界観・センスがアパレル商品を通じて消費者に届く世界の実現を目指す。

pickiは、タレントやモデル、アーティストなど個人のオリジナルアパレルブランドをプロデュースし、展開するファッションD2Cプラットフォーム。先ごろ初の合同展示会を開催したブランド「Dear Sisterhood」は、商品の消化率が9割を超えるなどの好成績を打ち出している。

picki.png